大学生活について4

大学生だけでなく、中学、高校でもいるかもしれませんが、自分の人生とはなんなのか、自分の存在はなんなのか分からなくなることってないでしょうか。なぜ?何のために?このような疑問を抱く人は時代が移ろへど決していなくなりはしないものです。科学、経済が発展し、人々が物的に豊かになってもその心は空虚…うつ病や自殺が増えるのもこういったことに起因があるかもしれません。では私達が生きる指標を失ってしまったらどうすればいいのでしょうか。生きがいを取り戻す、というと大げさですが、自体はそれほど深刻なわけです。そこで私は哲学書を読んでみると良いのではないかと思います。哲学書というと分けのわからない学問という感じがあるかもしれません。実際、私も挑戦しましたが難しくて挫折しました(笑)。そこで、まずは哲学書の解説書を読んでみてはどうでしょうか。いかに有益な考えであっても、意味が理解できなかければ意味がありませんし、時間の無駄になってしまいます。できれば有名な哲学者が載っていて、その考えもしっかり記述されているものが良いしょう。時系列であればなおよしですね。なぜかというと、その時代によって生み出された考えが後になって否定されたり、そこから新たに派生したりしているからです。ですので哲学史を勉強することは、その時代の世の中の考えがどういうものだったのか、なぜそういった哲学が生まれたか、といったところまでフォローできます。有名どころの言葉を紹介するであれば、「我思う、故に我あり」ですね。これはデカルトが『方法序説』の中で提唱した有名な命題です。デカルトは、絶対と言えるものは何かと考え続けました。そして、「我々が認識できることはすべて嘘かもしれないが、この嘘ではないかと疑い続けている自分の存在だけは真である」という結論に達します。哲学を学ぶことは人間の存在、あるいは自分自身の存在を根本から考えなおすきっかけになると私は思っています。